KATO C59戦後形(呉線}改「C59戦前形」その2

 昨日エントリしたC59戦前形ですが、今日走行性能を確認してみました。テンダーからの集電機能がしっかり機能して、改造前と変わらず低速で安定して走りました。曲線通過ですが、オリジナルのC59戦後形はR249まで通過可能です。が私はR282までしか曲線線路を持っておりません。R282で試してみたところ、前進は問題ないのですが後進では先輪が脱線してしまいました。たぶん前進でもR249は厳しいでしょう。理由は分かっていて、戦前形テンダーのエンジン側の台枠の出っ張り(下の写真の赤枠部分)がキャブ下の配管と当たってしまう事によるものです。

前進時はテンダーが引っ張られるので機炭間隔が長くなりますが、後進ではテンダーが押されるのでドローバーの穴の遊び分だけ機炭間隔が短くなり、それによってキャブ下の配管のモールドと接触し脱線してしまいます。またマイクロエースのドローバー自体、KATO製よりも幅が広く横動に余裕がなくなっていますのでその影響もあるでしょう。まぁ個人的にはR249は使う事は無いと思っているので、気にしない事にします。
【追記】さらに追試してみました。昨日はR282でS字カーブを作っていてそこで脱線していました。単純なR282のカーブなら後進でも問題ないようです。