ちょっと残念

 ところで、今日の対戦相手の早稲田大学といえば、コンバットマーチです。高校野球などでも応援で演奏される事がありますのでお聞きになられた方は多いとは思いますが、元々は早稲田大学の応援曲でして、東京六大学では早稲田大学だけが演奏できます。最初に神宮球場で応援する事になった時に、その鮮烈な曲に射抜かれたような気分になりました。あのメロディ、そして音域、まさに応援にふさわしい曲です。対戦相手とはいえあの曲を聴くのが楽しみの一つではありましたが、今日は早稲田のトランペット陣はちょっと元気がなかったですねぇ。最高音はGの音ですが、オクターブ下の音で鳴っていました。この時期、前年の四年生が卒業し新一年生がまだ戦力にならない時期ですので、厳しい時期なので仕方ないのかも知れませんが。秋のシーズンには相手チーム、そして相手応援席を圧倒する演奏をして欲しいと思います。などと偉そうな事を書いていますが、六大学の応援団吹奏楽部のレベルは私たちが学生の頃とはくらべものにならないほど高いレベルにあると思います。合同演奏会などを聴いていても、演奏技術も音色も素晴らしいですし、今日の早稲田のトランペットもハイトーンは出ていませんでしたが、出ている音色には輝きがありました。私ももっと練習して良い音が鳴るようにしないといけないと思いました。