室内灯

 10系寝台急行「安芸」の客車の室内灯に関してfacebookの方でちょっとした議論になりました。メーカー推奨は品番:11-213(あるいは11-214)の「LED室内灯クリア(電球色)」なのですが、10系客車は蛍光灯だったはずで、品番:11-211(あるいは11-212)の「LED室内灯クリア」を使うべきではないかと書いたところ、色々な意見が出てきました。まずそもそも「LED室内灯クリア」の色温度が高すぎる(青白過ぎる)という意見です。これには私も同意しました。何せ内装のプラスチックの成型色が青い115系に装着したところ、車内が真っ青になってしまいましたので。また人によっては当時は車内が禁煙では無かったのでタバコのヤニで汚れて黄色い色だったとか、蛍光灯も劣化すると色が変わるとか・・・。そこで比較したのが下の写真です。それぞれの製品にはオレンジ色のフィルタが付属していますので、上から「LED室内灯クリア」、「LED室内灯クリア」+フィルタ、「LED室内灯クリア(電球色)」、「LED室内灯クリア(電球色)」+フィルタとなっています。この10系客車は内装の成型色がベージュなので、蛍光灯の感じを出そうと思うと、一番上でも悪い感じはしませんが、今回私は2番目のフィルタ付にしました。ちなみに一番下はタバコのヤニに染まった感じは十分出ていると思いますが、私自身はノンスモーカーでかつヘビースモーカーの父に悩まされた身としては、いくらヤニの感じをリアルに再現していても採用したくない感じですし、これにしてしまうと、本当に電球を付けていた旧型客車との違いをどう表現したら良いかという問題も出てきますので。

 なお、昨日掲載したカニ38とマシ37は上から3番目の「LED室内灯クリア(電球色)」を装着しています。