ラッカー剥がし

 トランペットを含めて金属の楽器は腐食防止のために表面に何らかの処理が施されています。透明のクリアーラッカーや金色のラッカーが塗られていたり、銀や金のメッキが施されていたり。これらは金属の表面を保護する意味がありますが、それ以外に音色にも影響します。個人的にはラッカー塗装の楽器が音色が明るくトランペットらしくて好きです。しかしながら、これらの表面処理をしていない楽器もあります。以前に高校の吹奏楽部の後輩に表面処理をしていない楽器を吹かせてもらいましたが、その時の感触が何とも言えず良い感じで忘れられないでいました。丁度今使っている楽器が手の当たる部分などラッカーがはがれて錆びてきたので、いっそのこと全部剥がしてやろうと少し前から思っていましたが、この週末剥がし始めてみました。とは言っても、リムーバーなどの溶剤系の薬剤は東京の社宅では後の廃棄などの事も考えるとあまり使いたくありません。ネットなどで調べてみるとYAMAHA以外の海外製楽器だと塗膜が弱くて熱い風呂に入れただけで剥がれる事がある、という記述を見つけました。そこで、水で薄めていない風呂に入れてみたところ・・・確かに剥がれました。ただし「まだら」に(-_-;; 一応剥がれたところの境目を爪でしごいたりすると、さらに剥がす事も出来るのですが、楽器全体を爪でしごいていたら爪が無くなってしまいましいつまでに剥がし終える事ができるのかの目途もつきませんので、この中途半端な状態で一旦中止しました(-o-;; さらにネットを検索すると、臭いもなく水道に流せる塗装剥がし剤があるのを発見しましてたので、とりあえず注文してみました。届いたら続きを行ってみたいと思います。