TOMIX製普通気動車

 特急車両ばかりの増備が続いてきましたが、ここらで地に足の着いた運営もしないと客離れが起きてしまうんではないかという懸念(何のこっちゃ)から普通気動車の増備を行いました。調子に乗りすぎて9形式12両と一気に大所帯に。しかもモーター車は5両と半分近くになっています。どうしても両運転台車両は単行(1両での運転)をさせたくなっちゃうんですよね。増備したのはキハ10系キハ20系気動車です。
 実車については説明が面倒なので(オイオイ)上のリンクからウィキペディアでも見てください。これらの気動車たちは、東京でも八高線がしばらく電化されなかったので、多摩地区に暮らしておられた方は結構目にされておられる事でしょう。電化直前の頃は首都圏色と呼ばれる朱色一色に塗られていましたが、私はどうもあの色が好きでは無く、模型は敢えて入手し難い2色塗りにしました。あの朱色、日に焼けると色褪せして何かみすぼらしい感じだったんですよね。マニアの間では「たらこ色」などと呼ばれていたようですが、日に焼けて色褪せてしまったのは「焼きたらこ」と揶揄されていたようです。


 模型はTOMIX製です。蒸気機関車以外でTOMIX製の動力車を購入したのは初めてです。写真では屋根のあちこちに穴が開いた状態でお見苦しく恐縮ですが、TOMIX製品は後からユーザーが取り付けるパーツが多いのです。工作が楽しめるようになっている分けですが、老眼が進んだ身としては結構厳しいものがあります。特にこの所2回続けてパーツの取り付けや交換で極小パーツを飛ばしてその探索に一苦労したので、心を落ち着けて時間がたっぷりあるときにパーツの取り付けは行う予定です。
 写真に写っている車両は全部別形式です。両運転台の車両は左側からキハ10、キハ11、キハ20、キハ52です。キハ52だけは急勾配区間用に2台エンジンを搭載していその分全長も長く21m級の車両となっていますが、模型でもちゃんとその長い車長が再現されています。東日本方面では主に小海線などで活躍、JRになってからは大糸線で走っていたようです。片運転台車両は奥の3両編成がキユニ17、キハ17、キハ16。手前の2両編成がキハユニ26、キハ25です。キハユニ26、キハ25、そして両運転台のキハ20はKATO製品も古くから存在していましたが、今売られている製品はその古い40年前のままの製品でディテールレベルが現在の他の製品と合いません。私としては昔所有していたので懐かしいのですが、他の製品と並べる事を考えるとちょっと手をだすわけには行きませんでしたので、今回は全面的にTOMIX製品で増備しました。