第1戦オーストラリアGP決勝その後

 マッサに突っ込んだ可夢偉のマシンにはブレーキの問題がありドライバーのミスではなかったという裁定になったようです。ただ、その結果可夢偉にペナルティが下されるのかどうかは今の所分かりません(多分お咎めなしかな?)。今シーズンからはペナルティポイントシステムが導入されていて、累積ペナルティが12ポイントに達すると次のレースが出場停止となります。
 さて、それよりももっと大きな問題として、2位でチェッカーを受けたレッドブルのリカルドのリザルトが剥奪されました。この結果3位以下が繰り上がります。原因は、今年から燃料流量が100kg/時間に制限されているのですが、それを守らなかった事によるものです。どうも予選からレッドブルは公式の燃料流量センサーの誤動作に悩まされており、FIAからは公式センサーにオフセットして使用するように指示があったにも関わらず、それを無視して独自のセンサーの値に従っていた事による(それにより公式センサーでは流量超過となった)もののようです。レッドブルはこの裁定に対して異議を唱えており、上訴するようです。