体組成計購入を検討

 私は体組成計としてタニタのBC-526という製品を使用しています。かなり古い製品でメーカーのホームページにも情報はありません。価格.comで見てみると商品登録が2004年10月25日となっており、もうかれこれ9年前近く前の製品になります。購入したのはいつか覚えておりませんが、東京の社宅に持ってきたのは、2009年10月でした。この製品の世界にもPCやスマートフォン連携のテクノロジー(というほどでもないですけど)は数年前から来ていて、iPhoneにはWithings社のWiFi Body Scaleという無線でデータ連携ができる製品がありました。現在この製品は終息しており、後継としてSmart Body Analyzer(型番:WS-50)という製品がリリースされておりますが、日本国内ではまだ発売されていません。これが日本で発売されていれば、間違いなく購入するところなのですが、この製品はWi-FiBluetoothでデータをやり取りするため、日本の技適審査に合格していないと国内では使えません(建前としては)。という事で、メーカーに発売予定を聞いてみると「(英語で)2〜3ヶ月後くらいかな?正確にはわからへんけど」と返事が来ました。こういうのは買おうと思った時が買い時で2〜3ヵ月後に買おうと思うかどうかは分かりません。そんなわけで、国内メーカー品を少し調べてみました。
 国内メーカーの健康関連製品という事になると、タニタ以外にオムロンPanasonicです。ところが、オムロンPanasonicスマートフォンとのデータ連携はNFC(いわゆるおさいふケータイ)となっており、Androidのみの対応です。タニタはSDカードやUSBタイプのメモリーキーによるPCとの連携です。という事でiPhoneと連携できる製品は国産品には無い事が判明しました。「一体全体こりゃどういうこっちゃ!?」という感じですが・・・。ただタニタBluetoothに対応したBC-505という製品を持っておりますが、こちらもオンラインショップには製品登録があるものの会社のホームページの製品欄からは消えており、現行製品ではないようです。しかもこの製品もiPhone対応のアプリはありません。そんなこんなで、結局WS-50に戻ってきてしまうわけですが、実は弟分のWireless Scale WS-30は国内でも販売されています。WS-50との違いは何かと言いますと、WS-30はシンプルに体重とBMIしか計れないのに対して、WS-50は体重、BMIのほかに体脂肪率、心拍数、部屋の二酸化炭素濃度が測定できます。心拍数や二酸化炭素濃度は無くても良いですが体脂肪率は欲しい所です。が、実はこの体脂肪率も結構変動します。タニタでの測定でも平気で2%くらいは変動します。測定原理は体の中を微弱電流を通して、その導電率で測定していると聞きました。結果、寝ている間にかいた汗で電解質が少ない朝は体脂肪率が高くなり、水分を大量に摂取すれば低くなる、という事になるようです。また私の経験では風呂から出た直後など体が温まっているときは低くなります。物質は暖めた方が分子の運動量が増えて電気を通し易くなりますからね。そんな感じで今は体脂肪計測を諦めてWS-30を買うか、それでも体脂肪の計測ができるWS-50のために2〜3ヶ月待つかで、頭の中がぐるぐる回っています。