今日は荒れた天気になると前々から言われていたので、食料を買い込んで引きこもっていました。年末年始に録画された番組をいくつか消化していましたが、その内の一つは年始に放送された「麒麟の翼」ともう一つは「紅白歌合戦」でした。
麒麟の翼は良く考えられたストーリーで、どんどん引き込まれてゆく面白い映画でした。が、見だしてからすぐ、一度どこかで見た事があるのに気が付きました。多分、国際線の機内ではなかったかと思いますが、そうは思いながらももう一度最後まで見てしまう面白さがありました。
紅白歌合戦は、今年はK-POPスターは誰も出ておりませんでしたし、AKB系とジャニーズ事務所の歌番組かとも思いましたが、そこはNHKらしく2012年を締めくくる番組としての構成で楽しめました。このご時世、AAAやいきものがかりのような元気な歌は良い感じですね。また、歌だけで聴かせる歌手はとても少なくなったと感じました。一方演歌の大御所たちは皆元気ですねぇ。北島三郎や五木ひろし、森進一は自分が子供の頃から出演していたのに、未だ現役というのは驚きます。プリンセスプリンセスのステージも目を閉じればまさしく十数年前にタイムスリップしたかのようで懐かしく、ナビブ砂漠からの中継もNHKならではでしょう。あの中継はクレーンカメラも使用されていましたが、砂漠でちゃんと撮影できるように設置したのも凄いですし、インタビューではボコボコ風の音が入っていたのに、歌になったら見事にカットするセッティングにも驚きました。また、年末韓国で歌番組を多く見ていましたが、はるかにブロックノイズの少ない映像は、NHKのエンコーダーの優秀さを実感しましたね。やはり日本の技術は凄いです。まぁここまでの番組になると最後の紅白の勝ち負けはおまけみたいな物なのかも知れませんが、個人的にはどうして白組が勝ったのか良く分かりませんが。さて、AKB48のステージですが、全然麻里子様がアップにならず憤慨しておりました。が、五木ひろしのステージでず〜っと映っていたので、まぁ許しましょうかね。