梅ちゃん先生「やはり僕の知らない世界が・・・」

 梅ちゃん先生を一週間分まとめてみていました。爆笑し号泣し、そして最後にほろ苦い気持ちになった今週。松岡から数々の迷言が飛び出し、しかも表情も含めたその演技は見事にはまりました。「やはり僕の知らない世界があるという事か」「こういう所で女性と語らいながら飲むと何かが変わるのかと思って」「未知の領域だ」などのセリフとともに思い悩む姿に、いやキャバレーで女性に背を向けてチョコンと座っているシーンから(しかも下からのライティグが強張った表情を強調していて)もうバカ受けでした。その後、金沢まで勘当された患者の娘を積極的に迎えに行った事から、彼の考え方が変わるのかと思われましたが、アメリカ行きを契機に初心に戻るという、揺れ動く彼の心に惹きつけられました。娘と孫が戻ってきて生きる楽しみを見つけたにも関わらず、結局病院に戻って治療を続けようとしなかった患者の姿に、自分の父親の姿を重ねつつ、色々と楽しめた週でした。