バーレーンGPの開催に暗雲

 2週間のお休みのあと来週末の15日には中国、そしてその翌週は連戦でバーレーンでF1が開催されます。そのバーレーンですが昨年は開幕戦にスケジュールされながら内紛による政情不安を理由に延期され最終的に中止となりました。今年は一時開催の方向に大きく向かっていましたが、先週また内紛による死者が出たことで開催が危ぶまれています。バーニーは契約を理由にバーレーンでの開催を推進していますが、金銭的な理由だけで開催に突き進むのはあまりに危険です。中国GP開催のタイミングまで様子を見て、少しでも危険があると感じられたら開催を中止するべきでしょう。また、バーレーン政府側はF1が開催された事で、国は安泰であることを他国にアピールできるわけですが、決してそういった目的でスポーツが利用されるべきではありません。それが例え内側は政治とお金でドロドロのF1であってもです。