ヘレステスト終了

 プレシーズンテストの1回目のヘレステストが終了しました。今回のテストではロータスE20のコンスタントなパフォーマンスが目立ちました。これに続くのがレッドブルRB8。マクラーレンフェラーリはまだ評価が定まっていませんが、最終日にアロンソがソフトタイヤを履いて意地を見せF2012をタイムシートのトップに押し上げましたが、この時点で無理にタイムを出すことはあまり意味が無いという感じもしますが。
 メルセデスGPは2011年型マシンに2012年用のパーツを組み合わせているようですが、話題になっているのはフロントウィング用Fダクト。フロントノーズの先端から空気を取り込んでフロントウィングに向かう気流を制御するというもので、マクラーレンの評価だとトップスピードを5〜8km押し上げる程度の効果がありそうだとの事です。リアウィングへのFダクトは規制されていますが、フロントウィングに対する規制はなく合法との事。メルセデスGPの2012年マシンは次のバルセロナでお目見えする予定です。
 一方次のテストで新車を投入する予定だったHRTはFIAのクラッシュテストにパスしなかったため、次のテストも2011年型で臨まなければなりません。今年はプレシーズンテストの回数が前年の4回から3回に減っているので、これはイタイです。
 次回バルセロナテストは2月21日〜24日にカタローニャサーキットで開催されます。