NECから標題のモバイルWiMAXルーターが発表されました。製品詳細はこちらをご覧ください。旧製品のWM3500Rとの簡単な諸元の比較は以下のとおりです。
| WM3600R | WM3500R | |
|---|---|---|
| バッテリ | 3.7V 2500mAh | 3.7V 2500mAh |
| バッテリ持続時間 | 10時間 | 8時間 |
| 外形寸法 | 95(W)x70(D)x12.8(H)mm | 105(W)x70(D)x14.8(H)mm |
| 重量 | 110g | 120g |
特長を一言でいうと、小さく軽く、しかしバッテリ動作時間は長くなったという事です。が、実はそれ以外に大きな違いがあります。今までのWM3500Rは一定時間端末の接続が無いと電源をオフにする機能がありました。が、オフになってしまうので、次に使おうとするとWM3500Rを取り出して電源スイッチを押さなければなりませんでしたが、WM3600Rは接続が無いと消費電力を抑制してくれて最大25時間の待ち受けができます。使わなくなったら端末側のWi-Fiをオフにすれば待ち受けモードになり、端末のWi-Fiをオンにすればすぐに使える事になり、いちいちモバイルルータの電源スイッチを操作する必要がなくなります。また、WM3600Rではモバイル端末からWiMAXの電波状態が確認できるアプリが提供されるのもありがたいです。たとえば、今までiPhoneで使っていて突然インターネットに接続できなくなった時に、WiMAXの電波状態を確認するためにはモバイルルータを取り出してLEDインジケータを確認しなければなりませんでしたが、WM3600Rでは端末のアプリでWiMAXの電波状態が確認できるわけです。まぁ要するにルーターなんてのは電源入れたら触る必要が無いものなのですが、前の機種ではそうなっていなかったものが、今度のWM3600Rではそういう使い方ができるようになったわけで、大幅に利便性が向上することになります。
その他、公衆無線LANと接続できる機能や、休止状態で170時間待ち受けできる機能、電波が弱い環境でも快適に通信ができる「WiMAXハイパワー」に対応などが、WM3500Rとの違いです。
私は現在、ヨドバシのワイヤレスゲートの契約でWM3500Rを使っております。このWM3600Rに機種を変更するにはどうしたら一番良いか、会社の帰りに聞きに行った所、あっさりと「現在の契約を解約して新規に契約しなおすのが一番良い」と言われました。丁度私はこの1月で今の契約が1年になるので、2月に解約すると解約手数料は発生しません。さらにWM3600Rの発売日が2月3日との事。早速予約を入れてきました。新しい端末代金(4,800円)や新契約分の契約手数料(2,835円)はヨドバシのポイントで支払うつもりです。これでますますiPhoneでハゲ(SoftBank)回線を使う機会は減る事になるでしょう。
