2011国際千葉駅伝

KARA「Super Girl」

 昨年は学生選抜が日本代表を打ち負かして優勝するという大番狂わせのあったこの大会。今年は日本代表とケニアの抜きつ抜かれつの一騎打ちという感じでした。男性区間ケニアに抜かれ、女性区間で日本が抜き返すレースでしたが、最終区間の35秒差を19秒差に詰めながらも逆転できずにケニアの優勝となりました(それでも日本チームも大会新記録だったのですけど)。しかし、自分の1万メートルのタイムすら知らない17才や18才の選手が、日本のトップランナーを軽々抜いて数十秒の差をつけるのを見ると、もう体の造りが違うとしか言いようがありません。今回ケニアチームは女性の選手がそれほど能力が高くなかったので日本も肉薄できましたが、世界陸上に参加したクラスの選手だったら並ぶこともできなかったでしょう。学生選抜は今年も検討し日本代表に次ぐ3位でゴールし、選手層の厚さが感じられました。