連続テレビ小説「おひさま」

 4週間分の録画を今日一日で制覇して放送に追いつきました。戦争中の暗い時期から終戦のタイミングの放送でした。この時期のドラマを見ると、言葉で言い表せない気持ちになります。そういえば父も母も戦前の生まれですが、戦争の話はあまり聞いたことがありません。きっといろいろ大変な事があり話したくなかったのでしょう。この番組を見ていると思うのですが、家族の間でも敬語を使い、家族一人ひとりが役割を持って日常を過ごすが、それでいてよそよそしさはない・・・。今とはだいぶ違う感じです。戦後日本は高度経済成長を遂げるわけですが、物質的に裕福にはなりましたが、その過程で何か大事な物を失ってしまったような気がします。そういえば、この番組に出てくる斉藤由紀の役割が今まで良く分かりませんでしたが、あの時代と現代を対比させる存在なのかなぁ・・・などと勝手に分かったつもりに。