エイドリアン・ニューイがセナの事故について語る

 1994年に起きたアイルトン・セナの事故。世界を熱狂させ日本にF1を根付かせたヒーローが他界した事故の原因について、当時セナが駆っていたウィリムズのデザイナーで現在レッドブルで最強マシンをデザインするエイドリアン・ニューイが語っています。諸々の状況からリアタイヤのパンクが原因だったと推測されるとの事。あの事故によってニューイは肉体的にも精神的にも大きなダメージを受け、髪の毛が全部抜けてしまったとの事です。しかし、彼の事故によって安全基準は見直されF1マシンは驚くほど安全になり、多くのサーキットが安全性を重視して改修された結果、以後F1での事故死は起きていません。でも、その前のロニー・ピーターソンやジル・ビルニューヴの死の時に真剣に安全性について考えてもらっていれば、セナの死は無かったのかも知れませんが。