映画を見てきました。

阪急電車 -片道15分の奇跡-

 何年ぶり(ひょっとしたら十何年ぶり)かで宝塚の山の上で無く大都会東京でGWを過ごしているので、何もせずに過ごすのももったいないとは思っていました。が、一人で出来ることとなると、映画を観るかカラオケに行くか程度しか思い浮かびません。一人カラオケは休憩が無いので結構疲れます。ですので消去法で映画を観てきました。私の見る映画というとウルトラマン関係やSFかと思われるかも知れませんが、今回は「阪急電車 -片道15分の奇跡-」を観てきました。この映画は阪急今津線を利用する乗客達を主人公としてオムニバス的に進行する映画です。今津線兵庫県西宮北口と宝塚の間を往復する片道15分ほどの路線で、宝塚に自宅を持つ私にはとても馴染みの深い鉄道路線です。実際の駅でロケも行われており、見慣れた風景の中で心温まる話が進んでゆき、特別大きなクライマックスがあるわけではありませんが*1、見終わると何となくすがすがしさを感じる映画でした。
 この映画を観ながら「そういえば、小林(おばやし)駅と甲東園駅では下車した事がないなぁ。」などと思い、次に宝塚に戻った時には途中下車してみたくなりました。

*1:強いて挙げれば、ラストの電車の中で大声で会話する関西のおばちゃん達を、宮本信子が演じるおばあちゃんが叱り飛ばすシーンがクライマックスと言えましょうか