いよいよ2011年シーズン開幕

 オーストラリア、アルバートパークサーキットで明日の午前中に開催されるフリープラクティスからF1 2011年シーズンが開幕します。毎年の赤字に耐えかねて、アルバートパークでの開催は今年限りとなるという噂が流れていますが、久々にオーストラリアでのF1開幕戦です。プレシーズンテストからはどのチームが優位なのか明確に判断できる材料はありませんでしたが、下馬評ではレッドブルが最も速く次にフェラーリ、少し離れてマクラーレンメルセデスGPその次のグループがルノーとトロ ロッソという事のようですが、我らが小林可夢偉ザウバーもプレシーズンテストではトップタイムを叩き出した日もありましたので、期待したいところです。今年は、KERSの復活と可動式リアウイングの採用がマシン側の変更ですが、もっとも大きなファクターはタイヤの変更でしょう。テスト中からタイヤのデグラデーションが指摘されてきましたが、4回のタイヤ交換はないだろうが、3回はあり得るというのが各チーム共通した意見のようです。また予選で107%ルールが適用されますので、ポールポジションのタイムから107%を越えるラップのドライバーは予選落ちという事になります。明日のフリープラクティス1回目は日本時間の10:30からスタートです。