冷却系をちょっといじる

 安定動作している自分のPCですが、壊れると困りますが安定していると面白くないわけで、何かしらいじりたくなってしまいます。困った性格です。
 以前にCPUクーラーのファンをCoolerMasterのExcaliburに変更した事を書きました。実はエントリしてませんが、その後CPUクーラーを無限2 リビジョンBに換装したのですが、CPUファンはExcaliburをそのまま使っておりました。しかしながら、このExcaliburが今のマザーボードBIOSではPWMの可変範囲が1,300rpm〜2,000rpmとなっており、アイドル時でも結構な騒音です。そこで無限2に付属していたファンに戻してみました。
 無限2付属のファンは私のマザーボードでは600rpm〜1,200rpm程度での可変となり、かなり静かになりました。ただ静かになっても冷却能力が落ちては意味がありません。6コアをすべて4GHzでフルロードで確認したところ、Excaliburとの比較でコア温度が約2℃上昇した程度です。具体的には室温27℃(エアコンのリモコン表示)でMAX47℃で、これ以上上昇することは無いようです。たった2℃の上昇と引き換えにはるかに静かになったため、Excaliburにはベンチに下がっていただくことにしました。
 また、私のPCケースのCoolerMaster CM690II Plusは、CPUの裏側に8cm角ファンを装着することができ、現在MAX2,500rpmの物を装着しています。こちらの効果も確認してみましたが、その結果このファンの有無がコア温度に影響をおよぼしていないことが判明しました。ただし、Speedfanで表示されているCPU温度(=BIOSのCPU温度)に関してはファンの有る/無しで約9℃の差が出ました。また、このファンは1,500rpm程度まで回転を落としても、CPU温度に対する影響は1℃前後と誤差の範囲でした。ということで、このファンは残しておくことにしましたが、電源をPC電源のストロンガープラグインのファンコネクタから取ることにしました。これによって、アイドル時にはぐっと回転数が落ちて静かな状態となり、電源に負荷がかかると回転数が上がってCPUを裏から冷却してくれます。
 私のPCの用途は普段はWebやTVを観たりDVD/Blu-rayの視聴や音楽を聴く程度で、ほとんど負荷はかかりませんので、その際の騒音はだいぶ抑える事ができました。動画処理の時などはかなりうるさくなりますが、それも今回の変更でだいぶ静かにする事ができました。
【追記】K10statでAltvid指定したら、PT2で激しくドロップしてしまった。やりすぎた orz