Windows7 x64でFriio白&黒の視聴環境を構築する

【注意!】当方既にFriioを使っていませんので、ご質問には適切なご回答が出来ません。
 Windows7はすんなりインストールできましたが、TVチューナーのFriioの設定で試行錯誤していました。今まではFriioViewとFriioUtilで視聴、録画してきましたが、Windows7ではx64でもx86でもチャンネルを切り替えるとビューアーが落ちてしまうようになってしまいました。当初ドライバが原因かと思い、手持ちのドライバを総当たりでトライしましたが、改善しませんでした。で、webで調べると同じような症状の方がいらっしゃられて、解決策としては、TVTestを使ったという事でしたので、それに倣いました。以下、私が行った手順です。

  • 必要な物(2009年10月29日現在)
    1. 公式から
      • フリーオドライバー(32,64ビット対応)
      • ビューアーソフト
      • BonDriver互換ドライバーDLL (TVTest,EDCB用)
    2. TVTest関連から
      • TVTest ver.0.5.53
      • TvRockOnTVTest (修正版6)
    3. Friioアップローダから
      • up0985.zip(BonDriver_Friio_Wrapper)
    4. TvRockから
      • 本来は最新版を使用するべきでしょうが、ver 0.9t4では右ダブルクリックで番組表の表示ができないし、その設定も行えないので、私はver 0.9s5を使用中(現在はver 0.9s5はダウンロードできません)。
  • Friioビューアー、ドライバインストール
    1. ビューアーソフト(friio-latest.zip)を解凍してインストール。
    2. ドライバ(friio-driver-latest.zip)を解凍して適当なフォルダにコピー。先のビューアーソフトと同じフォルダでも良いが、C:\Program filesの下にFriioというフォルダーを作りそこにコピーした。
    3. FriioをPCに接続。
    4. バイスマネージャーからドライバをインストール。
      • このドライバは署名済みなので、Ready Driver Plusなどで署名回避をする必要はない。
  • TvTest、TvRockインストール
    • Friio用TvTest
      1. TVTest ver.0.5.53を[TvTest_BS]というフォルダに解凍してC:\Users\[ユーザー名]\[適当なフォルダ]配下にコピー。
      2. TvRockOnTVTest_6.zipを解凍し[TvTest_BS]フォルダの配下の[Plugins]フォルダにコピー。
      3. up0985.zipを解凍し、BonDriver_Friio_Wrapper.dllをBonDriver_Friio_Wrapper-0.dllにリネームして、[TvTest_BS]フォルダにコピー。
        • 注)私の環境では黒FriioがDVT Target Aなため。
      4. [TvTest_BS]配下に[BonDriver_Friio]フォルダを作成し、BonDriver_Friio-2.7.zipの中のBonDriver_Friio.dllをコピー。
      5. TvTest.exeを起動し「デフォルトのドライバ」をBonDriver_Friio_Wrapper-0.dllに設定。その後チャンネルスキャンを実行。
    • Friio用TvTest
      1. TVTest ver.0.5.53を[TvTest_1]というフォルダに解凍して、C:\Users\[ユーザー名]\[適当なフォルダ]配下にコピー。
      2. TvRockOnTVTest_6.zipを解凍し[TvTest_1]フォルダの配下の[Plugins]フォルダにコピー。
      3. up0985.zipを解凍し、BonDriver_Friio_Wrapper.dllをBonDriver_Friio_Wrapper-1.dllにリネームして、[TvTest_1]フォルダにコピー。
        • 注)私の環境では白FriioがDVT Target Bなため。
      4. [TvTest_1]配下に[BonDriver_Friio]フォルダを作成し、BonDriver_Friio-2.7.zipの中のBonDriver_Friio.dllをコピー。
      5. TvTest.exeを起動し「デフォルトのドライバ」をBonDriver_Friio_Wrapper-1.dllに設定。その後チャンネルスキャンを実行する。
    • TvRock
      1. TvRockをC:\Program Files(x86)\TvRockに解凍
      2. Dtune.batを実行
      3. 2チューナーを選択
      4. チューナー1を以下の通り設定
        • 視聴・録画アプリケーションのあるフォルダ:C:\Users\[ユーザー名]\[適当なフォルダ]\TvTest_BS
        • チューナータイプ:BS/CS
        • 実行アプリ名(視聴用):TvTest.exe
        • オプション:/d BonDriver_Friio_Wrapper-0.dll /DID A
        • 実行アプリ(録画用):TvTest.exe
        • オプション:/d BonDriver_Friio_Wrapper-0.dll /min /DID A
        • 録画先フォルダ指定:お好みで
      5. チューナー2を以下の通り設定
        • 視聴・録画アプリケーションのあるフォルダ:C:\Users\[ユーザー名]\[適当なフォルダ]\TvTest_1
        • チューナータイプ:地上波デジタル
        • 実行アプリ名(視聴用):TvTest.exe
        • オプション:/d BonDriver_Friio_Wrapper-1.dll /DID B
        • 実行アプリ(録画用):TvTest.exe
        • オプション:/d BonDriver_Friio_Wrapper-1.dll /min /DID B
        • 録画先フォルダ指定:お好みで
      6. 以下Dtuneの指示通りチャンネルスキャンを行い待つことしばし・・・
      7. 環境構築完了。

 当初、BonDriver_Friio.dllをBonDriver_Friio0.dll、BonDriver_Friio1.dllとリネームしてそれぞれのTVTestのフォルダに突っ込んでいたのですが、BS/CS用TVTestを起動してから地デジ用TVTestを起動すると、ドライバが見つけられないというエラーが出たため(逆は問題ない)、BonDriver_Friio_Wrapperを使う方法に変更しました。また、FriioViewはインストール不要なように思えますが、デコーダにPowerDVD7 BD Editionのデコーダーを使うと、TVTestを二つ同時に起動すると動作がすごく重くなってしまったので、MVP Decoderを使うためだけに、FrioViewをインストールしました。こちらの方がCPU負荷ははるかに重いのですが、動作自体は軽快です。
 なお、録画予約、番組表関係はTvRockを全面的に使用していますので、TVTestでの番組表関係に関しては一切手を付けておりません。
【追記】PowerDVD7のデコーダーで2つのTVTestで同時視聴すると処理が重くなる件ですが、CPU負荷が全く上がっていないことから、グラフィックチップ側で処理されている様です。が、オンボードRadeon HD4200(AMD785G)だとハイビジョン2ストリームのデコードを行うには能力が足りないのではないかと思います。よって、一方をPowerDVD7のデコーダーに、もう一方をMVP Decoderに設定することにしました。