北京MIROTICコンサート

 先週末、妻とemillyさんは北京のMIROTICコンサートに行っていた事はすでにエントリしましたが、それについて少し触れておきます。
 北京では(法律によって?)花道が作れないようで、他の会場にあった田の字の花道は無く、ステージの前にアリーナ席があるというごく普通のコンサートスタイル。しかしながら、その会場で、ソウル等と同じ演出をしようとして、結構滑稽な事になっていたとの事。まず、オープニングにメンバーがクレーンで飛んでくるシーンも、舞台左右袖からの中央へクレーンで移動するだけ。花道を前後に動くユチョンのソロステージも、メインステージ上を左右に移動するだけ。ラストの曲のTonightでは、他の会場ではスタンド中央からジュンスが出てくるシーンでも、ステージにメンバーが並ぶ中、ジュンスが一人だけ高く登って行くという状態だったという事です。想像するだけで笑えます。
 なお、会場は屋外の競技場で、2階スタンドには客は入らず、1階スタンドも60%程度の入り。アリーナは、例によってコンサート開始とともに混沌とした状態になって、席はあっという間にぐちゃぐちゃになったとの事です。
 さて、妻たちはこの北京行きをコンサート前日に決めたとの事です。ソウルのコンサートでダフ屋からチケットを入手して観覧するという無茶をしてから、怖いものは無くなったのか、今回もコンサートチケットを持たないまま北京入りするという、性格がガチA型の私には信じられない行動です。また、北京での行動も、珍道中と言うにふさわしいでしょう。まず、北京の空港からバスでホテルまで移動したとの事ですが、バスの荷物室に入れた荷物が降車駅で取り出せず、終点まで行かざるを得なくなり、地下鉄で戻ってきたとの事。さらに、地下鉄を降りたら、ダフ屋がコンサートチケットを販売していたので購入したのですが、何とそのチケットが偽物で入場できず。ただ彼女たちにとって運が良かったのは、北京へ向かう前に中国のチケット販売会社にメールを送っておいたため、現地でチケットが入手できたことですが、チケット代が足りなくなって、結局チケット販売会社の女性からお金を借りたとの事です。妻たちが偽チケットを掴まされた事に同情してくれての事だと思いますが。帰路も飛行機の出発時刻を間違えていて空港に早く着いてしまい、また街中に戻ってユニクロに行ってから、再び空港に戻ってきたということですから、本当に行き当たりばったりという感じですが、まぁ無事コンサートが観れて、日本にちゃんと戻ってこられてたので、結果オーライという所でしょうかね。