第1戦オーストラリアGP予選

 F1 2009シーズン開幕。金曜日からのフリー走行でトップタイムを記録し続けたN.ロズベルグ/ウィリアムズが予選でも同様のパフォーマンスを示すかと思われましたが、何と予選を制したのは数週間前に発足したブラウンGPでした。Q1、Q2を1-2で通過した新生ブラウンGPがQ3も1-2とパーフェクトで予選を制し、J.バトンがポールポジション、R.バリチェロが2位、3位はレッドブルに移籍したS.ベッテル、4位をR.クビサ/BMWザウバーが獲得しました。
 昨年マクラーレンとチャンピオンシップを争ったフェラーリは、F.マッサ7位、K.ライコネン9位と中盤に沈み、またマクラーレンは2台ともQ3に進めずという状態で、明らかに勢力図は変わりました。
 日本勢ではトヨタはT.グロックが6位、J.トゥルーリが8位とシーズン前のテストでのパフォーマンスを考えると低めのグリッド。中嶋一貴/ウィリアムズはチームメイトのN.ロズベルグがQ3に進出し5位を獲得したのに対して、Q3には進出できず13位に沈みました。