The 3rd Asia Tour Concert「MIROTIC」in Seoulコンサート内容編

Wrong Number

 コンサート開演前は過去のナンバーが会場に流れていますが、"O"-正・反・合が流れると会場で大合唱が沸き起こり、開演に向けて否応なく盛り上がります。
 そしてコンサート開演!*1まずはスクリーンに海底のCG映像が映り、泡のなかから順に浮かび上がる5人のメンバー。そしてオープニングは、いきなりSM Performanceの「HEY!」のコンサート用にアレンジされたバージョン!ステージ四隅と中央に現れたメンバーがクレーンに吊るされた吊り環で中央に集結します。HEY!の後は「Are you A Good girl?」。そして続けて来ましたっ!「Rising Sun」!!超カッコいいっ!!!(でも歌ってないけどね)。前曲からのメドレーなので、ユチョンは例によってヘロヘロで腕が上がってません。
 MCの後はユチョン、ジェジュンチャンミンのソロステージ。ユチョンはキーボードの弾き語りで、「Love Bye Love」を披露。これがメッチャ良かった(背中シャツが出てたけど)。またジェジュンのソロもとても良くて、気が付いたら自然と拍手してました。
 突然スクリーンに銃撃戦の映像が流され、左右のスクリーンから発射された弾丸が中央でぶつかりますが、その銃弾には"Wrong Number"の文字が!その後ステージ中央にメンバー登場。いきなり銃を構え一発発射(もちろん空砲ですし、銃も本物かどうかはわかりません)し「Wrong Number」を熱唱。「Purple Line」「風船」「Love in the Ice」などが続けて披露されました。
 ジュンスとユノのダンス対決という形で二人のソロステージの開幕。"O"の時の「Hey! Girl」のように女性ダンサーと絡む演出がそれぞれあり、韓国のファンたちはもう大変。悲鳴に近い歓声が沸き起こり、髪の毛かきむしる女の子も!ほんと、韓国の人達は熱いですね。
 その後メドレーになるのですが、何と「Somebody to Love」が日本語で披露されたのにはビックリです。また、アンコールにも「Sky」が日本語で歌われ、「Song for you」が韓国語で歌われるなど、「Love in the Ice」を含め日本での曲をメンバーが気に入っているのだなぁと感じました(まさかBigeastが大挙してツアーで来ている事による演出では無いでしょう)。
 そして、ラストは「Tonight」。生では初めて聞きますが、お気に入りの1曲です(二集は良い歌が多い)。この曲をメンバー5人が客席の各地に散らばって熱唱。私のすぐ近くにはジュンスが!
 約2時間半のコンサートは興奮の内に終了しました。全体を通してですが、MCが少し長かったと思う部分もありましたが、盛り上がった素晴らしいコンサートだったと思います。そして"O"とは違って、口パクではなく実際に歌っている歌がはるかに多くなったこと、「HUG」や「風船」など過去のナンバーも織り交ぜていましたが、アレンジを変えるなど演出で勝負するより音楽性で勝負するコンサートに変わったという感じです。口パクが当たり前の韓国音楽界に、本物とは何かを問うためにトップスターの彼らが一石を投じようとしているかのような意気込みを感じたコンサートでした。

*1:曲目・曲順はメモ取ってるわけではないので、間違っている可能性がありますしコメントは全曲を網羅してませんのであしからず。