超ウルトラ8兄弟

 本日2本目は超ウルトラ8兄弟です。この作品はメビウスは登場するものの、むしろダイゴ/ティガが主人公という位置付けです。
 ウルトラマンも怪獣も空想であるこの次元の世界に侵略の手がしのびより、メビウスが別次元から呼び込まれるが、ヒッポリト星人にブロンズ像にされてしまう。怪獣に蹂躙される横浜を救うため、別次元ではヒーローとしての存在のダイゴ、アスカ、我夢は覚醒してウルトラマンに変身し地球を守る・・・というストーリー。ストーリー的には前作のメビウスウルトラ兄弟よりも深いものですし、主演のダイゴ役の長野博も「あきらめなければ夢は必ずかなう」というメッセージを力強く伝える好演でした。
 が、お子様たちにはそういうことはあまり関係なく、前作に比べてドラマ的な部分が多い本作では退屈している様子でしたが・・・お子様向け作品は難しいですねぇ。
 気になったのは画質の悪さです。SDからアップコンしたんじゃないかと思われるほど眠い画質。多分CG部分で解像度を落としていて、それとあわせるために実写も画質を落とさざるを得なかったのかもしれませんが、地デジで一般家庭でも高画質が楽しめる時代に、この画質の映画はちょっとありえません。それから、結構なお歳のアンヌや南夕子にあんな格好をさせてフラダンスを躍らせるのもどうかと・・・。