第12戦ヨーロッパGP予選

 バレンシアでの初開催となるヨーロッパGP。地中海に望む港に面した美しいコースですが、視線が下がるとコンクリートウォールに囲まれた市街地コースの視界に。モナコやモントリールよりは個人的には昔のロングビーチのように感じられます。さて、今回はトロ ロッソがすばらしいパフォーマンスを見せ、速さのバロメータとも言えるQ2では何と、S.ベッテルがトップ通過で2台ともQ3に進出。最終的にS.ベッテルが6位に、同僚のS.ブルデーが10位のグリッドを獲得しました。トップ争いはF.マッサ/フェラーリポールポジション獲得。2位にL.ハミルトン/マクラーレン、3位にR.クビサ/BMWザウバー。4位にK.ライコネン/フェラーリとチャンピオンシップを争う4人が上位グリッドを占拠。日本勢ではJ.トゥルーリ/トヨタもここでは調子が良く7位を獲得しています。中嶋一貴/ウィリアムズはQ2進出し11位。T.グロッグ/トヨタは13位。ホンダの2台はQ2に進出できずでした。
 さて、決勝は上位4人の争いはもちろん、トロ ロッソとトヨタがどこまで食い込んでくるかも見所です。