第10戦ドイツGP予選

 2年ぶりのホッケンハイムでのドイツGPの開催。昔の森の中を走る長いコースを知っていると今のコースは物足りなく感じますが、アンジュレーションのあるインフィールドセクションはドライバの技量が試される見るべきところのあるサーキットではあります。
 フリー走行ではマクラーレン優位でしたが、予選ではマクラーレンに挑戦するかのようにフェラーリが積極的な展開で進みますが、結局L.ハミルトン/マクラーレンポールポジション獲得。2位にF.マッサ/フェラーリ、3位にH.コバライネン/マクラーレンとここまでは2強がガップリ四つ相撲かと思ったところ、J.トゥルーリ/トヨタが4位、5位にF.アロンソ/ルノーが飛び込んで、K.ライコンネン/フェラーリは6番グリッドに沈みました。
 日本勢では、Q3に進出できたのはJ.トゥルーリのみ。J.バトンがQ2に進出するも今のホンダにはQ3へ進出するだけの実力はなく14位。中嶋一貴/ウィリアムズはギリギリでQ2進出できず16位。中嶋はレースでは堅実に走ってポイントを獲得するものの、予選での速さが欲しいところです。