私は地図ソフトにPocketMappleを使っていますが、このソフトにはGPSの詳細なステータスを表示する機能はありません。GPSの状態を確認するためには、私はVisualGPSceというソフトを使っていますが、GPSのポートは一つのソフトウェアからしかアクセスできないので、PocketMappleのGPS接続を切断してからVisualGPSceを起動する必要があります(VisualGPSceは起動と同時にBluetoothのGPSユニットに接続する設定にしているため)。ところが、このGpsGateを使うと、複数のソフトウェアから同時にGPSのポートに接続することができるようになります。
マニュアルを読んでいないので、細かな使い方はわかりませんが、GPSのポートを共有するだけなら、以下の手順を踏むだけです。
- Inputの部分でCOM Portを選択し、その隣のドロップダウンリストからBluetooth GPSのポート(Loox720の場合COM6)を指定する。
- Outputの部分で、Virtual Portsを選択、Add virtual portの下のドロップダウンリストからCOMポートを選択する。Loox720の場合、COM0とCOM7が選択可能でしたが、COM0はソフトウェア側から選択できなかったので、COM7を追加。
- Visual GPSce、PocketMappleともGPSのポートをCOM7に指定
以上の設定で、COM7を通じて複数のソフトがBluetooth GPSユニットと通信できるようになり、同時にログ取りを行ったりできるようになります。なお、私はTODA屋さん作のTaskSwitch+を使ってVisual GPSceとPocketMappleをボタンで切り替えながら参照しています。
なお、GpsGateはシェアウェアですが、14日間のお試し版があります。これをダウンロードする時にメールアドレスを登録しておくと、割引の案内が来ますので、それを待って購入すると多少なりともお安く入手できます。
