Lavista2004-12-13

 LINKSYSのCF Type2 802.11g対応無線LANカードWCF54Gを購入しました。実はSparcoで製品発表直後の今年8月頃に商品登録がなされていたので、価格が安いこともあり注文したのですが、その後一向に入荷する気配が無く、後に注文したことさえ忘れていました。
 12/4に発送案内が来たのですが、モントリオール出張中だったため、FedExに着荷を12/11に指定しておき、昨日宝塚の自宅から持ち帰って、今しがたセットアップを行いました。セットアップ自体は通常のPocketPC対応周辺機器と同じで、母艦とActiveSyncで接続しておいて、セットアッププログラムを母艦側で走らすだけです。当初、アクセスポイントは見つけられるのに、接続できない状態になり悩んでいたのですが、ルーター側でMACアドレスフィルタリングを行っていたことを思い出し、アクセスを許可するMACアドレスに追加して、接続可能になりました。
 さて、気になるのはネットワークパフォーマンスだと思うのですが、802.11bと比較してその差は歴然です。CFカードからギリギリ再生できるXvid形式のファイルを、同等以上のパフォーマンスで再生可能です。具体的には、例のキ○ーテ○ーハ○ーのXvid動画ファイルをLEXARの80x CFカードからの再生では、BetaPlayerのベンチマークで119.51%なのに対して、WCF54G経由で母艦のデータを再生した場合には120.87%で再生できました。数値的にはわずかな差ですが、実際に再生されているのを見ると、WCF54G経由の方があきらかに滑らかに再生されています。このあたりは、固定ビットレートのファイルを作成して、どの程度のビットレートまでコマ落ちなく再生できるか、暇なときに確認してみたいと思います。
 なお、当初一定間隔でファイル再生がストップする症状がありましたが、WCF54Gのパワーセーブを解除することで、解消することができました。ただ、逆にバッテリ消費量が気になるところです。これも先の転送レートのテストとあわせて、いずれ検証してみたいと思います。